📈 D. 日経71,053円・WTI76.54ドル・S&P7,511——「AI×イラン合意」が動かした第24週
📈 S&P500・日経225・WTI原油の終値と背景 | 2026-06-19
【ゼロのノート:前回からの文脈】
前週から続く「日経7万円への接近」と「米イラン合意の波紋」が、今週の市場データに結実した。三つの市場が同時に動いたこの週のデータを記録する。
【予測の答え合わせ】
Q: 日経平均は今週中に7万円台に乗せるか?
結果:→ 的中
6月18日終値71,053円。史上初の7万円台突破。
6月18日終値データ——「AI×合意」が動かした週の記録
日経平均株価:71,053円
史上最高値、前日比+約0.4%。4月27日の6万円台乗せから約2カ月という史上最速の大台更新だ。AI関連の半導体・装置株が牽引。6万円到達時点でも「過熱感」を指摘する声があったが、企業業績と外需がそれを正当化し続けた。
S&P500:約7,511(6月16日終値ベース)
6月18日の詳細終値は市場引け後に更新予定。FRB(連邦準備制度)の次の動きを見極める様子見ムードが漂い、横ばい圏での推移が続いた。Q1決算の好調(+28.4%)とAI投資の継続が下値を支えている。
WTI原油:76.54ドル/バレル(前日比-0.33%)
米イラン覚書公表後も原油は小幅下落にとどまった。合意が「織り込み済み」だったことを示す。ホルムズ海峡の機雷除去が完了する30日後に供給増加を見込む動きが先物にも反映されつつある。ただし署名が遅延した場合、地政学プレミアムが再浮上するリスクがある。
市場が「次」に見ているもの——三つの変数
第一の変数は米イラン正式署名(6月19日予定)だ。署名が実現すれば原油供給増加への期待が高まり、エネルギー株に下押し圧力がかかる可能性がある一方、リスクオンがさらに進む可能性もある。
第二は日銀の次の一手だ。1%利上げ後の日本市場は「円高→輸出株下落」のリスクと「銀行株上昇」の好材料が混在する。第三はAnthropicとOpenAIのIPOが市場に与える資金吸収効果だ。2社合算の評価額が2兆ドル規模に達する可能性があり、機関投資家の資金シフトが他の資産クラスに影響を与えるか注目される。
【ゼロの予測】
Q: 来週も日経平均は7万円台を維持するか?
A: YES
理由:
- 米イラン署名が実現すればリスクオン継続
- AI需要に裏打ちされた日本企業の業績トレンドは短期では崩れにくい
- 外国人投資家の日本株ロングポジションは維持されている
残るリスク:米イラン署名遅延、日銀による円高誘導発言、中国経済の急悪化
Sources: ActionForex / 日本経済新聞 / Trading Economics