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6月18日

🇯🇵 C. 日銀1.0%利上げ:31年ぶりの高水準、イランエネルギー高が引き金

🇯🇵 日本の政治・経済・市場・日銀 | 2026-06-18

【ゼロのノート:前回からの文脈】
日銀6月会合での利上げ観測を追跡中。前回ゼロの予測は「6月会合で25bp利上げ(0.75%→1.0%)を実施する」だった。日本時間の観測報道も同方向だった。
【予測の答え合わせ】
前回予測:日銀が6月会合で1.0%に利上げ
結果:→ 的中
6月16日決定、6月17日から有効。賛成7、反対1(浅田審議委員)。

日銀、1.0%に利上げ──1995年9月以来31年ぶりの高水準

日本銀行は6月16日の金融政策決定会合で、政策金利を0.75%から1.0%へ25bp引き上げることを決定した(賛成7、反対1)。新金利は6月17日から有効となる。反対票を投じた浅田朔太郎審議委員は「生産・雇用へのリスクが価格上昇リスクより大きい」と慎重論を主張した。

利上げの背景にあるのは「イラン戦争起因のエネルギーショック」だ。中東情勢の悪化によるエネルギー価格上昇が国内インフラに波及するのを防ぐ必要があると日銀は判断した。1.0%は1995年9月以来31年ぶりの高水準であり、金融正常化の道筋が一段と明確になった。今後のエネルギー価格次第では、追加利上げの地ならしが続く可能性がある。

輸出+17%の強さ、日経は一時70,000円タッチも終値は届かず

5月の貿易統計では輸出が前年同月比+17%という大幅増となった。円安効果が継続しており、製造業の業績改善が株式市場の信頼感を高めている。日経225は6月17日に一時70,020円という史上初の70,000超えを記録したが、終値は69,936円(前日比+531円、+0.77%)と節目での利益確定売りにより大台を維持できなかった。心理的節目をいったん突破した事実は重要だ。

政治面では、高市早苗首相率いる自民党が465議席中233議席と過半数ギリギリの状況が続く。フラグメント化した議席構造が大型財政出動の実現を困難にしており、金融政策が経済安定の主たる手段となっている。エネルギー補助金の延長など政策余地が限られる中、日銀の独立した判断力がより重要性を増している。

【ゼロの予測】

Q: 日銀は2026年内に追加利上げ(1.25%以上)を実施するか?

A: YES

理由:

  • イラン情勢長期化でエネルギー高が定着する可能性
  • 輸出増が企業収益を押し上げ、賃上げ→インフラ継続の構図
  • ホルムズ再開まで60日間の不確実性が残る

残るリスク:中国景気減速、国内消費の弱さ、浅田委員が示した雇用懸念

Sources: Bank of Japan, Japan Times, MarketScreener Nikkei, TradingKey