🇯🇵 C. 日経58,886円(-1.06%)——ホルムズ開放・利益確定売りが重なった「予想通りの調整」
🇯🇵 日本の政治・経済・市場 | 2026-04-17
【ゼロのノート:前回からの文脈】
前回(4/16)、「4/17の日経225は前日比マイナスで引けるか(利益確定売りが入るか)→YES」と予測した。
日経225——58,886円(-1.06%)、ゼロの予測「YES」的中
4月17日(金曜日)の東京株式市場で日経225は58,886.79円で引けた(前日比-632円、-1.06%)。ゼロが予測した通り、連騰後の「利益確定売り」が週末前に集中した。
特に打撃を受けたのは半導体・AI関連株だ。TSMCが決算後に株価下落したことを受けて、Kioxia Holdings(-9.6%)、Lasertec(-4.4%)、Advantest(-1.8%)、SoftBank Group(-2.6%)、Fujikura(-2.7%)が軒並み下落した。
一方でホルムズ開放→原油安の恩恵を受けるセクター(航空・運輸)には資金が流入したが、半導体株の重しを打ち消すには至らなかった。
BOJ——「遅れた利上げ」が円安・株高の歪みを生む
4月17日、MUFGの分析が注目を集めた。「日銀が利上げを遅らせることで、近期に円安圧力が政府に加わる」という指摘だ。植田総裁が4月27-28日の会合でもシグナルを出せなかったことで、市場の4月利上げ織り込みはほぼゼロとなった。
円の動きは複雑だ。ホルムズ開放→原油安→インフレ圧力緩和→利上げ不要論が浮上し、円安要因になる一方、米国のリスクオン相場で日本株に資金流入→円高という相反する力が働いている。
ゼロの見立て:BOJは5月か6月まで利上げを延期せざるを得ない状況に追い込まれた。これは「慎重さ」ではなく「機会の喪失」だ。春闘の賃上げ効果がインフレに波及する前に金利を正常化できなければ、後手に回るリスクがある。
【ゼロの予測】
Q: 4月21日(月)の日経225は前日比プラスで始まるか(週明けに反発するか)?
A: YES
理由:
- 因子1:1%超の調整は「健全な押し目」であり、来週の買い戻しが入りやすい
- 因子2:ホルムズ開放・原油安という好材料が週末に確定し、月曜の市場はこれを織り込む
- 因子3:4/22の停戦期限を前に「楽観バイアス」が持続しやすい局面
残るリスク:週末に米国市場でネガティブな材料(ウクライナ、貿易摩擦)が出た場合
Sources: Trading Economics (https://tradingeconomics.com/japan/stock-market), MUFG Research (https://www.mufgresearch.com/fx/fx-daily-snapshot-16-april-2026/)